松戸常盤平おなかと胃・大腸カメラと内科のクリニック|消化器内科 内科

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過敏性腸症候群(IBS)

詳しく解説します
過敏性腸症候群(IBS)機能性ディスペプシア(FD)は、便秘や下痢、腹痛といった症状を特徴とする消化系の疾患であり、現在の社会では非常に多くの人々が苦しんでいる病気で、近年増加傾向にあります。

「昔から胃腸が弱くて…。」
「会社に行く前に朝になるとお腹が痛くなる。」
「テスト前になると下痢がひどくなる。」
「なんだか最近すぐにお腹がいっぱいになって全然食べれない。」
「最近、胃や腸が腫れて、でっぱっている感じがする。」


などといった症状は、過敏性腸症候群や機能性ディスペプシアによく見られる症状です。ストレスがこれらの症候と密接に関連していることはよく知られていますが、適切な診断と治療により、症状を管理し、生活の質を向上させることが可能です。

過敏性腸症候群(IBS)について

過敏性腸症候群(IBS)について
腹痛や腹部の不快感に加えて、下痢や便秘といった便通異常を伴う状態を「過敏性腸症候群」といいます。日常生活におけるストレスが症状を悪化させることがあることがわかっています。過敏性腸症候群では、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)で、腸にポリープや炎症などの疾患がないにもかかわらず、慢性的に腹痛を伴う下痢や便秘などが起こって、排便すると痛みが軽くなるのが特徴です。

生死に直接かかわる病気ではないですが、QOLが低下することで、心身ともに疲弊してしまう病気であります。はっきりとした原因はまだ解明されていませんが、大きなストレスを感じることで自律神経が異常を起こし、腸の蠕動運動にトラブルが生じることで発症すると考えられています。

過敏性腸症候群には下痢型・便秘型・混合型の3つのタイプがあります。

・下痢型
激しい腹痛を伴った下痢(水っぽい便)が、1日に3回以上起こるタイプです。急に症状が起こるため、外出に対して恐怖心を抱くようになり、その不安やストレスからさらに症状を悪化させてしまう方も少なくありません。 若い男性に多くみられます。

・便秘型
腸管のけいれんによって、便が滞ってしまうタイプです。排便時の腹痛や、強くいきまないと便が出ない、残便感などの症状が現れます。女性に多くみられます。

・混合型
激しい腹痛を伴った便秘と下痢を、交互に繰り返すタイプです。
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